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有田杏子

野生児童主宰、脚本 / 劇団鹿殺し劇団員。

立命館大学にて演劇を始める。2014年劇団鹿殺し入団。

2015年8月に野生児童を旗揚げ。

主な出演作:ぬいぐるみハンター『ウォーターバック』(2014.05)、シアターBRAVA主催『麦ふみクーツェ』(2015.04)、OFFICA SHIKA PRODUCE 『竹林の人々』(2015.07)、など。

1. 野生児童の印象は?

今回の座組みはとにかく真面目で天然、そしてお茶目な方多いなという印象です。また、最年少から最年長までの年齢幅が広いので稽古場の雰囲気が一色ではないのが面白いなと思ってます。須貝さんの人間性もあってとってもアットホームな座組みです!

2. この作品を通してやりたいこととは?

ホラーとして有名な「東海道四谷怪談」を独自の解釈でリメイクしました。私は夫婦愛、人間愛の話と思いました。どんな史実もそういう要素をはらんでいると考えています。同じ事実一つとっても何通りにも印象が変わる。今回は、須貝さんと原作を基にして現代にも通じる「愛の話」をお届けしたいです。そして、今作によって少しでも原作に、鶴屋大先生に興味を持ってくださる方が増えたら本望です。

3. あなたにとって「純惑」とは?

純粋に惑う、最初にタイトルを色々考えていた時「澄んだ川」が浮かびました。

透明な水が滞ることなく流れている。でも、その流れは自ら止めることができない。悪いことを考える人たちの喧嘩より、素直で一図な人々が衝突した時の方が誰にも止められないのではないかと。今回もそんな人々が集まっておこるいろんなドラマだなと。ですので、個人的には「純枠」は怖いなと思っています笑

4. 最後に一言!

前回に続いて、古典シリーズ第2弾。これを機に、日本の古典作品の面白さが少しでも伝われば、とも思いますし、今作ならではの「純惑」に、上演時間中は流れに身をゆだねて楽しんでもらえたらと思っています!

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