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齋藤陽介
1985年1月10日岐阜県生まれ。
ホチキス所属。
タイマンという演劇ユニットを主宰、脚本も手がける。
ナレーター、声優としても活動。
象、ゴリラ、ライオン、狐などの動物をこよなく愛す。
1. 野生児童の印象は?
最初にユニット名聞いた時はターザン関係の何かかと思いましたけどね。野生児童=有田杏子と思って言うと、僕は『流砂ゑ堕つ』を映像で観ただけなので大したことは言えないんですが、流砂にしても今回にしても古典を再構築しようという有田さんの姿勢は、演劇人として尊敬できます。まだ若いけど、温故知新を大事にしている人なので信頼していますし、もちろんそれだけじゃなく、いろいろと挑戦していこうとしているので、期待しています。自分もがんばらんと。
2. この作品を通してやりたいこととは?
「誰かを思う」ということは素敵だけど、愚かでもあるということを表現したいです。周りが少し見えなくなるくらいなら可愛いもんですが、思ってる相手や自分のことすら見えなくなってしまうこともままあるから気をつけないとね、的な。…って頭では分かっちゃいるんだけど、後戻りできない時もあるんですよね。分かる分かる。
3. あなたにとって「純惑」とは?
猫ですね。本能に従って、その生をただ純粋に全うしているだけなのに、なぜあいつらはあんなに僕をメロメロにしたりイライラさせたりするんでしょう。迷惑な獣ですよ。
4. 最後に一言!
人が好きで嫌いです。知り合いの言っていた「人間は多面体」という考え方が僕は好きで、舞台に参加する時もただシンボリックなだけのキャラクターを演じるのではなく、一人の人間としていろんな面を見せたいと思っています。野生児童版の伊右衛門、魅力的な人間として演じられるようがんばります!
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